夢って、ホントに不思議

まぁ、夢の話なんですがね。
その夢を見て、朝起きてその後、数年考え続けてきた結果、
やはりあれは、三途の川だったのではないかなという結論に達しました。

思い出すまま、その夢の内容を書きます。

岩がごつごつとあるような洞窟の入り口が見えて、俺はそこに向かう。
江ノ島にある洞窟みたいな感じだ。

洞窟に入ると、足元には、少量の水が流れていて、庭の飛び石のように、歩けそうな足場がある。

これは、ちょっと進むのが難しいなぁと思っていると、案内の女性が現れた。

白い割烹着を着た、70代くらいの、女性。
どう考えても、顔に見覚えは、無い。

でも、俺は迷うことなく、その女性についていく事にした。

洞窟は、真っ暗ではないが、当然暗い。
女性が持っている燭台の明かりを頼りに、水に濡れた石の上を、注意して進む。

相当苦労して、やっと出口が見えてきた。

洞窟を抜けると、やはり岩場なのだが、下から波しぶきが上がっている。

霧がたちこめていて、様子がよくわからない。

見上げると、一本の太い荒縄が前方に伸びていて、
そこに滑車に吊り下げられた大きなザル(古風なロープ・ウエイみたい)がある。

乗って行けそうなのだが、とにかく霧が深く立ち込めているので、
2、3メートル先くらいしか見えず、怖くて乗れない。

俺は、実はジェット・コースター系の遊具が大好きで、ロープ・ウエイやリフトなども、とても好きなのだ。
なので、
このザルに乗りたいのだが、
どうしても怖くて、引き返すことにした。

案内の女性は、いなくなっている。

で、あの暗い洞窟を一人で引き返すのも、怖いなぁ〜と思いながら、
結局引き返すのだ。

そこで、夢はおしまい。

渡し船ではなく、渡しザルだったということで、
やはりあれは三途の川だったのではないかと、俺は思うのだ。

もし、出口の岩場が快晴で、見晴らしも良かったならば、
間違いなく俺はザルに乗って、しゅ〜〜〜っとロープを滑り、

あの世へ行っていたような気がするのだ。

ちょっと、怖い。