子供科学電話相談

仕事中、ず〜〜っとNHKラジオがかかっているので、もう、随分と夏休み子供科学電話相談を聞いて来た。
明日で、たぶん今年は最終回。
毎年、とても為になる番組だよ、大人が聴いても。
今年は、恐竜の相談で、恐竜の専門家から、
「鳥は、恐竜だ。」という宣言を聞いた。
恐竜の子孫が鳥なので、鳥を研究することは、恐竜の研究にもなると言ってた。
大空を飛びながら、環境の変化に耐えた恐竜が、鳥として現在生きているという事か。
にわとりなんて、よく見ると凄く怖い顔だし、足なんかも恐竜だよな〜。
カラスの頭の良さなんて、ちょっと人間馬鹿にしてるみたいだし。

今年一番素敵な話は、
「心ってどこにあるの?」という質問と、それに答えた先生のお話。
すごく安心感を持たせる話し方で、先生は答えていました。
胸がどきどきしたりするので、心は胸にあるという考え方や、
脳の、ある部分が反応するので、心は頭にあるという、これは科学の話。
しかし、先生は、ここからとても大事な問いかけを、質問したお子さんにしていました。
「○○ちゃんは、お母さんの事が、好きですか?」
「うん。」
「そんな風に、好きな人の事を考えたり、綺麗な風景や、悲しい出来事を見たり聞いたりすると、心が動くでしょう?」
「うん。」
「だから、先生は、こんな風に、考えています。
 ○○ちゃんが、好きなお母さんの事を考えている時、心が動く気がするという事は、
 ○○ちゃんと、お母さんの間に、心があるのではないでしょうか。」
これには、本当に感動した。
自分と、自分が思い描いたり出会ったりしたその対象物とのあいだに、心はあるというのだ。

とても素敵なお話で、今年の子供科学電話相談大賞は、これに決めた^^

=======おしまい======