天才の言葉
このヴィデオは以前にも一部を紹介しましたが、
天才がいかに音楽を造るのかを知る手がかりとなるヴィデオです。
音楽を目指す人は、観て損はありません。
字幕付きなのが、嬉しい。
音楽だけではなく、
人生にも通じるものがあると、
俺は思うのです。
さて、飲みながら書いているので、ここからは
酔いどれの戯言が多くなるので、読み飛ばして下さい;;。
俺がエヴァンスに惹かれるのは、
つまらなそうに弾いている事です。
想像ですが、おそらく本当に
「何だこんなもん、つまらんな」と思いながら、弾いていたのではないかな。
いつか「これだ」と思える瞬間に出会えるのを期待しながら。
楽器は、立ち向かう相手を苦しめます。
「おい、もっとちゃんと弾けよ」ってね。
同じ楽器なのに、プレーヤーによって全く違う音が出るのです。
エヴァンスのピアノは、聴いた瞬間に、エヴァンスだと解ります。
最初の1音で。
なんでそうなるのか、解りませんが;;。
俺は記憶をたどると、歌、ハーモニカ、リコーダー、トランペット、ギター、ピアノ、ドラム
といった感じで、音楽に接してきました。
リーコーダーは、楽しかった。
流行の歌を聴くままに自由に吹けて、周りの大人達がびっくりしたりしてました。
中1でギターに出会い、そこから長い苦しみが始まった。
何故なら、ヘタだから。
ピアノは、弾いてみて、うまくなれないのがわかった。薬指と小指が、どうしても思うとおりに動かない。
でも、大人になって、電子ピアノを買って、弾いていた。
和音が面白いように響くので、その響きだけで、満足していた。
ドラムも、バンドの面子が足りず、しかたなく叩いていた。
まじでヘタで、誤魔化しながら叩いていた。
そして結局、今、ギターを弾き続けている。
音楽の意味を知る為に、弾いている。
ギターだけが、
「お前、ヘタだけど、もうちょっと弾いてみろよ。」
と言ってくれている気がするのだ。