そろそろきちんと向き合わないとね。


日本の社会は、大きく底が抜けてしまった。
もう、大人達は次世代の若者達に向かって、嘘ついちゃいけない。
「君達には輝かしい未来が」とか
「今頑張れば、明日に希望が」とか、そういうファンタジックな言葉で、現実を誤魔化してはいけません。
まぁ、俺が思う現実社会の実感としては、100人の労働者から毎月一万円を搾取して、1人の資本家を養ってるって感じかな。その人は労働せずに、毎月100万の月収ってとこだ。もちろん、莫大な投資はする訳だけど、その資本金は親からの受け継ぎだったりして、その資本家は、努力してその金を貯めたわけじゃない。
俺が昔読んだアメリカの作家の小説では、アメリカの社交界にデヴューするには、単純労働をしないで、金利や投資による収入だけで3世代生活しないと、出来ないらしい。現代となれば、それはもっと強烈なシステムになっていそうな気がする。
 ま、現実がどうなっているかは知らないけど、資本家の内のある割合の人達は、それを目指して頑張っている訳だ。
 さて、果たしてどういう社会を目指すのが正しいのかな。
 今日本では資本家に支配された会社では、社長であっても即効性の高い利益を求めらる。
 早く株主に還元しろと。
 じゃ、売り上げが伸びないなら、利益を上げるにはコスト下げろと。
 じゃ、一番割合を占める人件費減らせと。
 株主配当増やして、給料減らせと。

 で、労働者側から見て、一番やめなきゃならないのは、派遣専門会社だね。
 ただでさえ少なくなった労働者配分から、さらにピンはねしてるのが、派遣会社だ。
 まず、若者達も、俺も含めた美しい労働者は、派遣専門会社への登録をやめよう。
 そこには未来は無い。
 全労働者が派遣登録やめれば、その派遣専門会社は存在できないんだ。
 きちんと正社員面接を受けられるコミュニケーション能力を身につけよう。
 就活は大変だ。でもね、他人と話すのが嫌だからといって、安易に派遣登録するのは、いかんよ。しかたなく、現在の生活を守るためにそうするのは構わないんだけどね。

 俺は、一応正社員として働いているが、全社員7人(社長、専務、常務含む)。
残業代無し。有休無し。福利厚生無し。
 しかし、子供二人、かみさん一人と仲良く幸せに暮らしている。
 幸せの基準を、何に置こうとするのか。
 幸せの基準を、何に置くべきなのか。

今、俺が求めているのは、WORKING CLASS HEROだ。
行動する思想家と言ってもいい。
 それを、昔は革命家とも言っていたが、現代ではもうちょっと、スマートなスタイルで、それが現れたら、俺はきっと、その人について行きたくなるな。

現在の政治家に、それを求めるのは、全然無理だな。

====おしまい====