メジャーデビューということは。

最近、あまりにあほなニュースばかりで、ホントに気が滅入る。
またしても、
あほな政治家が、意味のよくわからない発言を突然メディアに取り上げられて、
結局大臣を辞めることになるらしい。

まぁ、普段の発言が窺い知れるな、その人物の。
記者に張り付かれるのに、慣れてないんだと思うけど、
俺みたいな素人だって、大臣になったら、気をつけるぜ、発言には。

もう、どんだけバカ(常識とかけ離れた)な人達が、国会にいるのか?

って、現政権に限ったことではないが、
あまりに酷くないか?

そもそも、メディアは何を狙って、
常にあほな政治家の発言を、漁っているんだ?

大臣になるって、発言に気をつける政治家になるという、そんな幼稚なことなのか?

官僚が躍起になって、政治家の品位や、地位を落とす為に、メディアを操作しているとしか、俺には思えない。
ず〜〜〜っと、そうだ。

と、前置きはここまで。

ず〜〜っと気になっていた、
「メジャー」という、くくりについて、話したい。

結論的には、
メジャーとは、スポンサー、或いはスポンサーを取り仕切る人達のことだ。
つまり、音楽業界で言えば、
CDを作って只売るだけの会社は、メジャーじゃない。

CDを作りながら、売るための広告を打てる会社が、メジャーなのだと思う。

どんな業種でも、言える。

車(まぁ、しかたない)、化粧品・薬品(これが、一番酷い)、建築(これは論外)、不動産(これは、命がやばい)
証券・保険・銀行(ああ、もう俺の守備範囲外)

といったあらゆる業界の全てで、
ただ、その仕事をして儲けようとするのか、
その仕事や作品を宣伝して、尾ひれを付けて、儲けようとするのかに、
会社の存在に大きな違いがあるのだ。

広告を効果的に打てれば、その商品価値の本質とは無関係に、その商品は売れるのだ。
俺俺詐欺と、広告は、
詐欺という意味では、同じことだ。
俺俺詐欺だって、リスクを背負って他人を騙す。

一流と言われる会社は、
リスクを広告費という名前に変えて、コストとして莫大な金を投資して、
更に何百倍もの大きな利益を得ようとするのだ。

例えばね、喫茶店で、物凄く美味しい、コーヒーを入れてくれる所が、あるでしょ?
でも、大手チェーン店のコーヒー屋さんが、隣に出来たら、
つぶれちゃうでしょう?。
今、あなたが自販機で買ったそのコーヒー、
遠赤焙煎だの、カロリー・オフだの、うるさいこと宣伝してるが、
それって、ほんとのコーヒーですか?
ああ、やだやだ。

メジャー・デビューということは、
広告を付けられる人になるということで、
当然、その人は、自由を失います。
あらゆる発言、行動、全てが、スポンサーの意のまま。
プロダクションに所属するということ自体、そういった嫌な制約を受けるということになる。

スポーツでも、歌手でも、グラビアでも、
広告を付けられる人になるというのが、
メジャーになるということなのだ。

そこを我慢出来ない人は、メジャーには、なれない。

だから、独立して活動しようとすると、
大手メディアはそっぽ向くでしょう。俗に「干される」と言いますが。

大竹まことさんは、
うまく誤魔化しながらも、
ラジオでそんなたぐいの発言していますよ、ゴールデンラジオという番組で。
「メディアの上で、特定の商品名を言ってはいけない」と。言うなら、種類をいっぱい言えと^^
まぁ、当たり前だけど。

真のブルジョワは、メディアを支配して、
暴利を自分のサロンに落とそうとしているので、
それには、抵抗したいな、非常に小さな力ですが。

=======おしまい========