とても残念に思う。。。。。。

まず、自分の国である、日本のことから、ひとつ。

ある日本の選手が、泣いていた。
「勝てなくて、すいません。」と。

え????何????。

自分自身のプライドを賭けて戦うのが、スポーツでは?

団体戦であれ、個人戦であれ。

俺は、謝られるなんて、心外だなぁ。

自分自身が努力した全てを賭けて戦った選手たちに、
たとえ結果が伴わなかったからといって、
その努力を侮辱する人など、
もう、今の日本にはいないはずだと、俺は思います。そう信じたい。
決して、綺麗ごとではなく。

泣いていた選手、どうか、顔を上げて下さい。
うつむいてはいけない。

自分のプライド以外の何かを背負わされていたのなら、
それは背負わせた奴らが、謝るべき。

俺はもう、うんざりなんだ、現場の選手の、そんな姿を見るのは。
なんとか協会とか、なんとか委員会とか、
現場の選手を戦わせて報酬を得ている人達が、
大きな顔をして、
何か発言しているのを見るのも、嫌なんだ。
失敗したなら、まずそちらから腹を切って欲しい(本当に、物理的に切れと言っているわけではありません)。

更に残念だったのが、
男子サッカーの3位決定戦。

例の、韓国チームの1選手による竹島横断幕の件だ。

俺が不思議に思うのは、
あの行為を韓国国民が本当に支持しているのかという点。

あの行為は、
オリンピックに関わった世界の全ての人達に謝罪すべき、行為です。

自国の参加選手に対してさえ、侮辱を与える行為でした。

近代デモクラシーを成り立たせる為、最低限国家が国民に対して保障しなければならないのは、
「良心の自由」です。
行動は国家による制限を受け入れるが、
心の内面に関しては、誰の制限も受けない。

対極にあるのが、国家による
「洗脳」

横断幕を掲げた選手が、
個人的にどんな考えを持っていたとしても、自由です。

しかし、オリンピックゲーム中である、あの場所で
行動として表明してしまったら、
お終い。

その場所は、そういった行動が
国際的に制限されている場所だからです。

これは、日本の新聞に書いてあったことなので、真偽はわかりませんが、
3位決定戦に臨む韓国選手の中の発言として、
「どんな手を使ってでも勝ちたい。」
というものがありました。

もし、本当の発言なら、その時点でもうスポーツとは呼べない。
スポーツとは、
共通のルールにのっとって、
お互いを表現するものだから。

俺は、
いかなる争い、たとえそれが戦争であったとしても、
決して失ってはならない人間としての気持ちは、
「敗者へのリスペクト」
だと、思っています。

それを失うと、
ただ本能のまま戦う、
ルールもへったくれもない、
野獣の戦いに、スポーツを貶めてしまうためです。

もちろん、
その戦いをお互いが望むとしたら、仕方ないことかもしれませんが、
そうならないようにしなければ、
地球上は戦争だらけになってしまい、
どの道を辿っても、
結末は、お互いの敗戦ということになるのではないでしょうか。