またも、密室談合で成立かぁ

消費税は民意を問うべし ―自主課税なき処にデモクラシーなし―

消費税は民意を問うべし ―自主課税なき処にデモクラシーなし―

 題名で、全てが言い尽くされている本です。
 自民党税調から民主党税調へ移行したといっても、
 実質財務省税調であって、
 またしても国民に法制の議論は知らされないまま、
 野党と与党が談合させられてまで、
 官僚に押し切られました。
 
 消費税はそもそも伝票方式を採らなかった為、
 先進諸国にはあるまじき脱税法となっており、
 なんとも不思議な不公平税制のまま料率だけが上がっていくという、
 おそるべき事態となっています。
 
 小室先生は松下政経塾の講師でもあったのに、
 一期生から産まれた首相でさえ、
 官僚談合政治から抜け出せませんでした。
  
 今、お隣の国ぐにと領土問題でもめていますが、
 日本も含めてみんな同じ、
 アジアのちっぽけな後進国のままです。
 一定のルール、
 列強が認めているルールにのっとらない議論は、
 全て無駄なので、放っておかざるを得ない。

 最近の日本の周りの状況は、
 ある意味、アメリカの陰謀なのではないかとさえ、
 私には思えます。

 中国、ロシア、韓国の動きは、
 アメリカが放置している為、
 やり放題。

 アメリカによって追い詰められる日本。

 アメリカが認める世界のルールにのっとり、
 きちんと契約をしなければ、
 解決は難しいでしょう。

 オスプレイとか、問題をすりかえてはいけません。

 根本的な、問題を見つめなければ。