あのCM何処に行った?

先日文化放送で流れていたある宗教団体のCMについて記事を書いたが、
現在は、そのCMが何処かへ消えた。

一体、どうなってるのか全く解らない。

他の放送局へ行ったという噂を聞いたが、検証はしていない。
その放送局では、もともと流れていたのかも知れないし、
自主規制なのか、ただ単にその団体が採っている手法なのかも、検証するのは私には不可能。

何故、私が宗教団体のCMに否定的なのかというと、
オウム真理教の恐ろしさを、必ず思い出すからだ。

オウムの末期の状況を、しばしば考える。
洗脳、
特に禁止薬物を使ったり、
人間を極限状態に追い込んだ上で、
個人の記憶を書き換えてまで教義を刷り込もうとした結果は、
悲劇的な結末のようで、現在も尚、総括はされていない。

当時の奇妙な国政参加への選挙活動。

似たような活動をされれば、必ず私は思い出す。

このような私の反応は、私の心の内面の問題であって、
決して揺るがない。
ある意味、信念であって、
信仰が揺るがない人々と、同じだと考える。
つまり、そう考えるなと強制されても、
必ず同じ反応を示すだろう。

人間の心の隅に忍び寄るような形で入り込もうとする宗教には、
断固抵抗する。

嘘をつかずに、正々堂々と、
信仰を広めれば良いと思う。

国家の権力を利用したり、
心の弱みに付け込んだり、
つまり信仰以外の力に頼ることなく、
自身の信仰心のみによって、
誰かの共感を得る形で教義が広まるのなら、
私はその宗教を認める。

放っておいても、自然に人々が集まるのが、真の宗教ではないのか?
そもそも、集めることなど、問題にもならないのが、真の宗教ではないのか?
それを信仰する者がたった一人であっても、
信じ続けるのが真の宗教的態度ではないのか?

集めることを目的とする宗教なんて、絶対に信用しない。
PRなんて、必要だとは決して思わない。
だから、CMに反対なのだ。