世界って、なんだろう。。。


僕は地上波テレビをあんまり見なくなって、動画をネット内で見ていることが多い中で、BBCのドキュメンタリーを好んで見ている。
何と言うか、日本の編集と違って、情緒的なもの、主観的なものなどをなるべく排除しながら伝えようとしているように思えるから、やっと見られる。
但し、何を撮るかという点においては、こういったフィルムを見る限り莫大な予算が投入されており、
その投入を決める時点で情緒的、主観的な判断がなされているように思う。まぁ、何というか宗教臭いんだね。
日本もNHKなどが良いフィルムをたくさん持っているだろうが、流し方も、撮り方も、その理念が信用できない。
特に、アーカイヴを有料にするのは、NHKだけは許せない。無料開放するべきだろう。
僕が想像するに、歴史的に都合の悪いものをいっぱい持っているから、無制限には流せないんだろうな。

ま、それはさて置き、
海の中の生き物をこうして見ていると、
自分て何だろうという疑問がますます強まって行く。
何十億年という地球上の生命の歴史の中で、人類に最も近いと思われる歴史は海の中にあるだろう。
サルと人間のDNAの一致率が高いとか、そういう意味では無く。

ヒトデのような生物と、僕達には、何の違いも無い。
また、単細胞にこめられた意味を考えざるを得ない。
単細胞が、生き延びられない環境に出会って、それとも単なる好奇心からか、
二つの細胞が一緒になった時から、
僕達が始まった。
僕は、細胞分裂の仕組みを考えるよりも、
細胞がくっつき始めて、大きな生命体が出来上がる歴史のほうに、興味がある。

進化論は、今、僕達が見ている世界から逆算して考えられたものでしかない。
他の科学がそうであると同じように。

僕には、どうしても生命に与えられた最初のプログラムは、
僕以外の誰かが設計したはずだとしか思えないのだ。
DNAを、誰かが設計したはずだと。

地球のマグマ見たいな熱循環と、ガスと、水みたいな液体が、生命には必要だと聞いた。

地球の地下には、地上の生命の総量の何倍もの「生命の元になる何か」が存在しているらしい。
熱循環によって、海に吹き出し続けているらしい。
光合成なんて、そのずっとあとの出来事だ。

しかし、そんなものたちが、偶然や自然に出来上がるとは僕には思えない。
そこが、今の世界に対する根本的な、謎だ。
今、存在している自分を含めた環境を肯定せざるを得ないという、問題もある。
で、哲学も、今僕達が見ている世界から逆算するしか、無い。

人間が、意識というものを発達させる方向に進んでしまった以上、
意識の問題を解明しなければ、いずれ全員自滅だ。
解決方法が、宗教であるのならば、それはそれで、良いと思う。正解に近いのならば。

戦争のように戦い合うか、自殺か。
他の生命を食べて、自分の細胞を入れ替えるしか、人間としての生命は存在できない。
海の中には、何かを食べずに生きているチューブワームのような生命体も存在するのだ。

支離滅裂になってしまい、申し訳ないけど、
何かを考え続けないと、僕は生きて行けない。