野球チーム増やせだって
また政府が何か言ってやがる。
プロ野球チーム増やせだと?真面目に考えてんのかね。
そんなもん、放っといてくれよ、もう。
そんなに野球が好きなら、やらせてあげるよ。
俺がリーグを造ってやろう。国会リーグと官僚リーグ。
国会リーグは政党が、官僚リーグは霞ヶ関がチームを作る。
お断りしますが、これらは単なる妄想であり、実在するいかなる団体、個人とも関係ありません。
☆国会リーグチーム紹介
・自○党アベノミクス
常勝軍団である。しかしチーム内は意外と仲が悪く、勝っているうちは良いが負け始めると脆い。
監督が実権を握っているようで、そうじゃない場合も多い。
・民○党クラスメイツ
学級会みたいである。フロックで優勝したこともある。特筆すべきはユニフォーム。
何か真っ白なジャケットみたいな奴で、襟が異常にでかい。しかも、立てている。
歯が真っ白である。多分、白が好きなんだろう。
・み○なの党ブンレッツ
なんと内部分裂してしまい、戦力が大幅に落ちた。前監督の趣味で、ベンチに熊手が飾られていた。
なんかアジェンダとかいう謎の作戦を用いているが、誰も気にしちゃいない。
・社○党キュージョーズ
選手が9人に満たず、リーグに参戦できない。歴代監督は、特例で女性が多い。
元は結構でかいチームだったが、もう今は誰が何処から来たのかわからない。
・共○党レッドフラッグズ
あ、まんまだ、この名前。やばい。しかし、いい名前じゃないかな。
やはり、選手層が薄く、リーグには不定期参戦である。
唯一の市民球団であり、放映権料も含めて一切の分配金を受け取らない。
まだ他にチームはあるが、もう疲れた。
☆官僚リーグチーム紹介
・財○省ヨサンズ
王道チーム。常勝。負け知らず。選手全員が、黒塗りのハイヤーで球場入りするらしい。
・厚○省ネンキンズ
経営破たんが常に噂されているが、意外としぶとい。スポンサーに名だたる製薬メーカーが並ぶ。
以前はハローワークスという名前だったが、それはあんまりだ;;。
・防○省ディフェンス
特例により、常に後攻め。
先制されるまで絶対に攻撃しない。なので守備力はかなり高い。内部組織的には陸・海・空軍に
分かれているが、野球は陸軍が主に担当している。っていうか、海・空ともに、何をしたら良い
のか解らない。たまに空軍が飛行船飛ばしている。
一点取られると官邸に報告され、場合により反撃が許されるが、反撃したことは殆ど無い。
反撃する場合も、同点になった時点で攻撃が中止される。見事。専守防衛。
万が一味方が先制ホームランなど打とうものなら世論が沸騰し、おそらく政権崩壊となる。
・警○庁ポリス
このチームの対戦相手は大変である。ピッチャーは、球速60km/hに抑えられてしまう。
超えると高性能スピードガンの判定によって、審判に違反キップを切られる。
盗塁などしようものなら、塁審に逮捕される。
リードもとらない。未遂罪となる可能性があるからだ。
噂によると、審判は公安関係者らしい。
公式応援ソングは勿論、「Every Breath You Take」である。
・国○省ゼネコンズ
選手はフィールドに出ると、まず測量を始める。意味わからん。
しかも、無性に穴が掘りたくなるそうである。全くわけわからん。
昭和の時代は、ドケンズという名前だったが、そりゃあんまりだ。っていうか、どっちもどっちだ。
他にもたくさんチームがあるが、もう、アホらしくて、やめた。
ちなみに、両リーグの優勝者により「日本国政シリーズ」が戦われ、
勝者に官僚の人事権が渡される。
なので、日本国政シリーズはかなり本気で戦われるが、
殆どアベノミクスとヨサンズで戦われているので、誰も観に来ない。
最後に重ねて申し上げますが、全てはフィクションであり、実在する団体・個人とは一切無関係である。
==========おしまい==========