採譜その2


じゃ〜〜ん。何が写っているかさっぱりわかんない。
先日宣言したマーラーのアダージェットの採譜がほぼ終わった。全8ページ。
偉い。俺。有言実行。888888888888とニコニコ動画の真似してみた。
だって誰も俺の偉業をほめてくれないので、自分で手を叩くのである。
なにせ演奏時間は8分を越えているのだ。
リピート記号を使っていないので、長くなっちまった。
リピート記号を長い曲で使うと、練習している最中にページを戻したりしなくちゃならないので、
ズラズラ書いたほうが演奏し易いのであります。
TAB譜も並行して作ってきたので、あとは練習あるのみだ。
TAB作る際にかなり練習しちゃってるので、ほんと、もうちょっとなのだ〜。
特にトレモロが始まる部分は、最高だ。

この作業を通して、ベルクソンの哲学を実感しつつあるのだ、しかも。
運動をいくら細かい瞬間に分析して並べても、運動は再現できない。
音符を正確に切り取っても、そのままではメロディーは流れない。
演奏という運動に還元しなければ、音楽にはならないのだ。

素晴らしいぞ、哲学の体感なのであります。

興奮が冷め遣らず、しばらくハイな状態でいられる自分が、とても愛おしい。

===========おしまい===========