あなたの事が知りたい。

僕は、
(完全に)同時には、
二つのストーリーを追う事ができない。

落語を聴きながら、本を読むことは、出来ない。どちらかのストーリーが、追いきれなくなる。

音楽とストーリーは、大丈夫。しかし、歌詞は追えない。
歌詞を無視出来るか(外国語の歌詞のような)、
或いは歌詞の無い音楽を流して本を読むと、ストーリーを追いやすくなることさえある。

落語を聴きながらの風景は、記憶に結びつき易い。
音楽も、そうだ。

あなたの事がとても好きになって、

あなたの事が知りたくなると、

風景も、音も、

全てをあなたに向かわせるしかない。

全てが、あなたを含んだ世界になってしまう。

匂いは、あなたに出合わなければ、解らない。

触れ合いは、あなたとの、終局的な出会いかも知れない。

あなたと触れ合うことが出来ないとしても、
あなたを好きになることが出来る。

全てを、向かわせることは、僕には出来る。

そのように、僕は、好きな何かに、挑戦したい。