住民投票、その2

さて、本当は最初に作っておかなければならなかったが、
公式ホームページが必要だ。

それは、自分では作らない。
きちんと金払って、外部に委託する。
つまり、法的責任を、外部に委託するという意味だ。

そのホームページで、
「私達は、労働者派遣法の撤廃を目指しています。」

テーマは、これだけで良い。

「有志の参加を求めています。」

「賛同される方は、当ホームページへの会員登録をお願いします。」

これで、そっちのめんどくさい法的なやっかいさは、外部に投げちゃう。

別に違法なことを意図しているわけではないが、
疑われれば、治安当局が黙っちゃいないだろう。

最低限のセキュリティーは、必要だ。

本当は、「労働者派遣法を撤廃する会」みたいなNPO法人を作れればよいが、
そっちは色々面倒だろうし、
そんなもん作ると、色々面倒な人達が寄ってくる可能性が高い。
団体作ると、献金とか、めんどくさいものが増える。

希望的観測として、デモがネット上で話題となり、
なんだ、こんなことやってんのかという、若者が増えてくることを期待したい。

で、更に妄想的観測を期待すると、
その組織を利用したいという、政治団体、或いは政治家が出現することだ。

もしかして現われたら、表面上応援して、
そいつを国会で発言させるとこまでは、応援しよう。

実は、政治の中から俺があぶりだしたいのは、
「子供に未来を」とか、「若者に希望を」とか、「格差の広がりを無くせ」
とか言ってる政治家或いは政治団体等は、
俺の会の主張に賛同せざるを得ないはずで、
もしそいつらが俺の会をつぶそうとする側に回ったならば、
その団体も、政治家も、嘘の塊だ。

ある程度の大きさを俺の会が持ったとしたなら、
人気投票を行う。
1位の政治家。
それを、会を挙げて、徹底的に応援する。
或いは、俺の会から政治家が当選しても良いが、それは無理だろう。

草の根の献金を、永遠に続ける。
その人が、総理大臣になるまで。

で、そいつは、最終的にどんな行動をとるのか。

恐らく、俺の会をつぶしにくるだろうと、俺は思う。

救いの無い、結論。

勿論、希望もあるけどね。奇跡的に、俺たち側に立つ。

=========おしまい==========