ギター弾き用足載せ台

はい。今年、ネットで初買いしました。

僕はセブンイレブンで買えるようなもの以外に、
買うものはかなり少ないと思う。

そんな僕でも、ちょっと欲しいなぁと兆すことがあるけど、
兆しはしばらくたつと、殆ど消えてしまう。

僕はギター弾きであるけど、
姿勢の重要さを思い知ったのは(教則本には書いてあるのは知っていたけど)、
無理すると指が痛くなって開かなくなることを経験してからである。

つまり、
これはギターだけではなく一般的に拡大できる考えだと思うのだけど、

何かに集中して作業する場合、
本当に神経作用を集中して体のパーツを使用しなければならない時は、
その集中させるパーツ以外のからだは、
出来るだけリラックスさせたほうが良い。
そうしないと、ただでさえ集中という無理をしてるのに、無理に無理を重ねていく事になる。
そうなると、物理的に弱いパーツが、結局痛む。

僕は手が大きいほうではないので、
左手の押さえには結構苦労するが、

体とギターの位置関係で、押さえ易さは劇的に変わる。

そこで、きちんと左足を固定して上げられるように、
適当な、家の中に転がっている、
雑誌を積み重ねたり、箱を使ったり、
何かの缶を使ったりするようになったのだけど、

そこに足を載せるんだよね。
それらは、本来、足を載せるものではない。

僕は、
「そんなことしてるからお前はいつまでも上手くならないんだ」と、
雑誌の叫びが聞こえたような気がして、

ギター用の足載せ台を、買いました。
送料込みで、2000円ちょっとだし。

僕は、俺に言うね。「もっとはやく買えよ」って。

ちなみに、サウンドホールと自分のあごの距離で、
左手の自由度は劇的に変わるよ。
ギターの傾け方でも、相当変わる。
曲によって変えるのも、良い。

肩から吊り下げるエレキでは、ばたやんと、ほていさんの、違いだな^^。
ばたやんは、僕でもあんまり知らない程昔の人だけど。
上にあげるとかっこ悪くて、下にさげるとかっこ良い。
しかし、指は下げるほど届かない。

本来は、座らないと、弾けないと、思う。

ああ、ここで告白するのかな、僕は。

糸巻きにキスして、
ネックを唇と指で辿り、
ボディーにキスも出来て、
右手も左手も糸巻きからボディーの下端まで左右の指が思い通り動くことを求めるんだな。

なんという、ドメスティック・バイオレンス的な、
男尊女卑的な、
もしかしたら人種差別が微かに匂うような言い方だろう。

しかしね、僕は反論する。

他人に対してやってるんじゃなくて、
ギターに対してやってるんだからね。

他人に対して同じことをする場合は、
勿論、
行動を始める場合から合意が必要だし、段階を踏むし、
最終的な合意は、
相手から、「やめろ」と言われれば、やめるということだ。
「やめるな」という裏意味を感じ取れれば、やめないだけで、
「もう、ほんとにやめろ」と、言われたことは無いが、
そのくらいお互いのコミュニケーションがうまくいけば、
そもそも僕的には、
途中でガチャガチャ鳴っちゃったけど、
まぁ最後までなんとか弾き切ったということだ。

途中で弦が切れなくて良かったなぁと、
ほっとする。