太陽と地球と月

太陽の力で出来た地球。
太陽と、地球の力が合わさって産まれた生命。

生命の進化の最終形としての、月。

基本的に、この3つの星の関係で、
世界は回る。

そこに、他の惑星や、彗星、
長期周期の見知らぬ星達や、
いくつもの太陽達が、
銀河同士が
常に関わり合って、

僕が見ている世界を包む、見知らぬ外側の世界が回っている。

グルジェフの世界観のシンプルさと、
静かさ。

参っちゃったな。

世界中の、何かを考え、何かを求めているものたちの究極の憧れ。

たった一つの、秘密。

ひとつであらねばならない、法則。

もちろん、僕は世界の中のひとつであるので、
僕の中にも疑いようの無い法則は、あるに違いない。
見つけることは、僕には可能性が少ないけど。

ちょっと気になるのは、
人になってしまった為に、
判らなくなってしまったものが、
あまりに多いのではないかという点。

花カマキリの身体的現出力は、
花カマキリのあまりにシンプルな願いの現われである事は、
僕には疑い様がないけれど、

それは僕が花カマキリが好きだというだけのことで、

放射性廃棄物だろうが、
鼻くそだろうが、
疑いようの無い法則に従う何かの願いだろう。

美しさは、常に美しくなさに、裏打ちされている。
その程度の感じ方しか出来ないので、
僕は美しくないものを、蒐集し続ける。
こんなもんじゃない、こんなもんでもないと言いながら、
実はこんなもんじゃないものを、蒐集している。ゴミ箱の隅まで、漁ったりするし。

薄々、そりゃくだらないとは感じているけど、
人には段階を踏まなければ超えられないこともあると思うので、
まぁ、放っている。

判断なく美が存在するならば、
心臓麻痺のような、ショックだろう。

出会えば、死んでしまうような。

まぁ、出会えるならばね、死んでもいいのかな。

ただなぁ、
後でその判断は間違ってたなんてことになることが僕の場合は多いので、

蒐集しているうちが、いいのかもな。