問う。

よそ様のブログに自分でコメントを書いていて、はっと思った。
人間が生きる事とは、問いの連続だと。
子供は、問いを繰り返す。
「何で?」
大人がどう知恵を絞って答えても、
「何で?」
最後はどうにかして繰り返しを打ち切らざるを得ない。

ちょっと待てよ、
そう考えると、僕は子供のままだってことに、はっと気付いた。

あれれ、それは人間だけか?

生き物の殆どが、
「何で?」と、
薄っすらとは思っているのではないだろうか。
スケーリーフットも、いつか貝殻を金属で覆うことをやめるのではないだろうか。

僕は、忘れ方が上手くない。
くよくよ、いつまでも忘れない。

しかし、忘れた方が良いことが多いのではないだろうか。

覚えようと、記憶しようとすることばかりに目が向いていないだろうか。

答えなどないことを薄っすらと感じている僕などは、
忘れ方を覚えた方が良いだろう。

問うことをやめず、積極的に忘れようとするのは、
かなり難しい。

問いは、捨てられない。