減衰音と持続音

まず初めに、減衰音と持続音の説明を^^。
インターフォンの鳴る音で、”ピンポーン”って、これ減衰音。
押した瞬間のアタック音(ピやポ)からだんだん音が小さくなって(−)、(ン)へと消えて行くのね。
それで、”ブーーーー” これが持続音。
押した瞬間の音(ブ)が衰えることなく(−−−)って続くんだね。
さて本題ですが、ジャズに使われる楽器って、圧倒的に減衰音が多いとおもいます。ピアノ、ドラムス、ビブラフォンコントラバス(弓使わず、指ではじいてる)。ギターも普通のエレクトリックギターではなく、アコースティック或いはセミ・アコが多用されてます。
んで管楽器ですが、持続音的要素もありますが、タンギングによるアタック音や管による音の反響が、減衰音の要素を強く感じさせるものだと、私はかんがえます。
ジャズってきっとそういった余韻や、演奏が醸し出す雰囲気を重要視する音楽なんだなって、感じるなぁ。
マイルス・デイヴィスのトランペットなんて、吹いてるとこより吹いてない所の方が凄かったりする。無音の演出ですな^^
稀にヴァイオリンなどをソロとするジャズもあるけど、私にはちょっとピンとこない^^
弓をつかった弦楽器で余韻を表現するには、やっぱりオーケストラの方が向いてます。
例えば、ベートーベンの運命の主題”ジャジャジャじゃ〜〜〜〜ン”
充分にこれだと余韻が感じられますよね。
余談ですが、嫌いな擦った音の代表に、黒板やガラスを金属でキ〜〜〜〜〜ってやる奴がありますが、あれは類人猿が群れに危険が迫った時に出す鳴き声に近いのだそうです。
遺伝子の記憶が、嫌いな音にさせてるんだね。
ということで、お話終わり。私はジャズもクラッシックも大好きですが、弦の音嫌いな人もいるらしいね。あれ、弓で擦っちゃってるからかな〜〜(='m') ウププ