今日からあなたもJAZZ通

まず、ウィキとか、アマゾンとかで、JAZZの名盤と呼ばれているものを探す。
そこで表示されたプレーヤーの名前をYOUTUBEの検索窓に放り込む。
検索結果に表示された動画などを片っ端から観倒す。
出来ればTUBEFIREなどで保存して、じっくり聴きこむ。
まぁ、これであなたも今日からなんちゃってJAZZ通に。
YOUTUBEの仕様が変わったのか、TUBEFIREの仕様が変わったのか判らないけど、
いつの頃からかHD(高画質)と表示されていない動画も、かなりの物がステレオで落とせるようになってますな。
ちょっと前までは、観るだけならステレオになってるのに落とすとモノラルになってしまうという悲しい結果が多かった。
音質にあまりこだわらない私でも、ステレオか、モノラルかという違いはとても大きい。
ちなみに、私はその方法でMiles Davisの動画だけでも238ファイルを落としています。
昔のプレーヤーになるほど、お金払っても入手困難な音源が、映像付きでたくさんあるので、
ネット時代に間に合ってほんとに良かったと考えています。
要するに、ネット時代以前の人たちが非常に苦労して時間もかけて入手したレコードやフィルムなどを、パソコンの前に座って探すだけで、観られてしまうのです。
ここからは、本題とはあまり関係ないので、読み飛ばして下さい。

著作権の問題がどうなっちゃってんのかは、議論の多い事です。
しかし、著作権協会などが発表する、想定した被害金額には、相当に疑問を持っています。
私は、無料だからこうしたツールを利用しているので、もし有料なら観ない。
映画もそう。
ネットで観られないからといって、映画館に行かない。
せいぜいレンタルして観る止まり。
CDも、買ってくれというなら買わない。
そっちもレンタル止まり。
そういう人は、意外と多いのでは?
そういった人たちの事を無視して(含めて)被害金額を発表されても、大きな疑問が残りますな。
つまり、コピーして再販売するのは取り締まられるべきだと思うけど、ダウンロードして観てるぶんには、
仕方ない事だと私は考えます。
日本では、悪質なサイトの開設者ではなく利用者を取り締まろうとしていますが、おいおい、ちょっと待てよと思いませんか?
メディアというのは、広告媒体のことだと聞いた気がします。
テレビも、雑誌も、新聞も、ネットも、殆ど広告で成り立っています。
日本では、そういった大手メディアで、子供向けのCMを垂れ流しにして、欲しがるばかりの人間を育てようと懸命になり、大人になってもきっと多くの人たちが、CMの影響で間違った欲求を増長されているのではないかな。
そういう環境で育てあげられてしまった若者に、企業は仕事を与えようとせず、新しい携帯ネット系を標的にして、利用者を取り締まろうというのは無理があるな。
大手新聞や大手TV局などが、偏った情報を流していないかといえば、そんなことは決してありません。
時代はネットを含めた多くの情報の中から、いかに個人が真実を見極めたらいいのかという、個人の選択力の時代に入っているので、あと数年で、大手メディアを通じた大衆世論の一定方向への誘導は、不可能となるでしょう。
雑誌も、TVも、新聞も、新しい形を生み出せなければ、もうおしまいだと、私には感じられます。

さて、余談のほうが長くなってしまいました。
絵でも音楽でもスポーツでも、メディアの影響に左右されない本当の価値をもつ物は存在します。
自分なりに探すしか無い。
自分の感性を信じるしか、無い。

=========おしまい========